11月7日、富士スピードウェイではスーパーGT500クラスの3メーカーによる2017年型車両のテストが行われているが、午前の走行終了後1時間、レクサスRC F GT3の2017年型と思われる車両が走行した。
レクサスRC F GT3は、2015年に世界に先駆けてスーパーGTにデビュー。その後VLNニュルブルクリンク耐久シリーズにも参戦してきたが、GT3車両としての公認は取れずGT300では特認車両として、VLNでもGT3カーであるSP9クラスではなく、SPXクラスから参戦してきた。
そんなレクサスRC F GT3の新型マシンと思われる車両が7日、富士スピードウェイを走行した。すでにVLNではファーンバッハー・レーシングが『プロトタイプ』の名称でRC Fの新型を投入し、10月のレースではデビューウインを飾っている。また、ホモロゲーションも無事取得したとされる。
この日、今季SYNTIUM LMcorsa RC F GT3を走らせてきた飯田章の手により富士を走ったマシンも、カナードの形状やボンネットの形状等、VLNで走行したマシンと外観上はほぼ同一。この車両も2017年型か、プロトタイプとみて間違いないだろう。