トップへ

全日本ロード第9戦鈴鹿:レース2後会見/中須賀「来年は誰も抜けない記録を作りたい」

2016年11月06日 20:01  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

JSB1000クラス、レース2記者会見の様子
■中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/レース2:優勝
「最初の赤旗で、レオン(・ハスラム)と渡辺(一樹)選手が絡んでしまって、レオンは手を痛めてしまったことがモニターで確認できました。彼は万全の体制ではなくなってしまって、レースはどうなるかなと思っていました。それもあって自分の思いどおりの展開に持っていくことができて、自分の仕掛けたいところで仕掛け、ペースを上げることもでき、レースをしっかりとコントロールできました」

「今シーズンを勝ちで締めくくることができ、来年につながるいい走りになったと思います。レース1はプレッシャーに押しつぶされそうで、震えていましたが、レース2は思い通りの走りができました。来シーズンは、全日本での記録更新なのか、違う形でのチャレンジになるのかは分かりませんが、全日本であれば更新していきたいし、だれにも抜けない記録を作ってやろうと思っています」

■レオン・ハスラム(Team GREEN)/レース2:2位
「(赤旗の原因となった転倒に関して)僕にとってとても怖くて危ない転倒だった。バイクが背中にヒットしそうだったけど、それは免れることができてラッキーだったよ。セカンドバイクは少しフィーリングが違っていたし、転倒によって手首を負傷して痛かったけれど、結果的に2位表彰台を獲得できてうれしい」

「中須賀はホントに強くて、すべてにおいて自分よりも上回っていたが、彼とのバトルを楽しむことができた。来年の鈴鹿8耐でもバトルしたいし、機会があればまた全日本でもバトルしたい」

■高橋 巧(MuSASHi RT ハルク・プロ)/レース2:3位
「表彰台獲得はうれしいですが、3位ですからね。それでも今年はずっと5位、6位という結果が続いていたので、前戦の岡山で2位、今回は3位になれたのでよかったです。実際バイクに関しては何も変わっていないので、人間で合わせていきました」

「シーズン前半は苦労して結果を残せませんでしたが、岡山をきっかけにペースがつかめて、今回は2分5秒台を出すこともできて自信になりました。今日もいけると思ったのですが、いつもと同じようにスタートでミスしてしまいました。自分のミスなので、そこをしっかりと直せばもっとおもしろいレースができると思っています。来年の課題です」