11月5日(土)、東京オペラシティ・コンサートホールにて「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 赤の旋律 ー運命の前夜 プレミア上映会ー」が開催された。
本イベントは11月19日(土)より全国15館でイベント上映される『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』のプレミア先行上映に加え、朗読劇やトークパートも用意されており、充実の内容となった。
出演者はエドワウ・マス/シャア・アズナブル役の池田秀一、ララァ・スン役の早見沙織、キシリア・ザビ役の渡辺明乃、ランバ・ラル役の喜山茂雄、アルテイシア/セイラ・マス役の藩めぐみ、そして主題歌を担当する森口博子と安彦良和総監督という、豪華な顔ぶれだ。
冒頭には池田、早見、渡辺、喜山、潘が登場し、朗読劇を披露した。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』第1話から第3話を総括するような内容で客席を『THE ORIGIN』の世界へ一気に引き込んだ。またコンサートホールという場所を活かし、ピアノとヴァイオリン、チェロの生演奏も加わり朗読劇を盛り上げる。コンサートホールに設えられたパイプオルガンの演奏もあり、荘厳な音と空気が会場を包み込んだ。
安彦総監督も登壇し、キャストの挨拶を終えると続いて『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』プレミア上映へ。巨大なスクリーンに迫力の物語が映し出された。
トークパートの途中では森口が登場し第4話の主題歌『宇宙(そら)の彼方で』を歌唱。楽曲と歌詞の壮大さにレコーディングは苦労したと話したが、そんなエピソードが冗談に聞こえてしまうほど見事な歌声で会場を包んだ。続けて、シャアとララァの出会いを描いたイメージソング『Day by Day…きっと』も歌い上げた。