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司法試験予備試験405人合格で最多、現役学生82%、平均年齢26歳

2016年11月04日 16:32  弁護士ドットコム

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法務省は11月4日、法科大学院を修了しなくても司法試験の受験資格が得られる「予備試験」の今年の合格者が405人だったと発表した。前年よりも11人増えて、過去最多を更新した。


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受験者数は1万442人(途中欠席63人)で、5月に行われた短答式試験を2426人が合格。7月に行われた論文式試験では429人が合格していた。合格者の最低年齢は20歳で、最高年齢は62歳。合格者の平均年齢は26.16歳だった。


職種別では、大学生が178人でトップ、法科大学院生153人、無職31人。現役の学生(大学生+法科大学院生+その他大学院生)が合格者の82%を占めた。


司法試験は、短答と論文の試験が4日間の日程で一気に行われる一発勝負だが、予備試験は3次試験(短答、論文、口述)まである長丁場の試験だ。金銭上の理由などで法科大学院に進学することが困難な人たちのための救済策として2011年から始まり、今年で6回目。合格者は2017年以降、5年以内で5回まで司法試験を受験することができる。


(弁護士ドットコムニュース)