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フィアット500Xに初の限定車「ブラックタイ」と「イエロークロス」が登場

2016年11月04日 14:41  AUTOSPORT web

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『Fiat 500X Black Tie(フィアット500X ブラックタイ)』と『Fiat 500X Yellow Cross(フィアット500X イエロークロス)』
昨年日本にも導入され、その愛らしいスタイルと最新のダイナミクス性能が注目を浴びた『フィアット500X』に、同車初の限定車が設定された。

 モデル導入1周年を記念して用意されるこの限定車は『Fiat 500X Black Tie(フィアット500X ブラックタイ)』および『Fiat 500X Yellow Cross(フィアット500X イエロークロス)』の2種類、計240台となり、10月29日より発売開始となっている。

 FCA体制で開発された同社初のスモールSUVは、姉妹ブランドであるジープの『レネゲード』と車体コンポーネントを共有。その走破性はサイズを感じさせない本格的なもので、1.4リッターの4気筒直噴ターボに6速の乾式DCTを搭載したFFモデルと、同エンジンにトルコンの9速ATが組み合わせられた4WDが用意されている。

 そんな中から『ブラックタイ』のベースに選ばれたのは、140PS/230NmのFFグレードであるポップスタープラスで、ボディに限定のブラックカラー、インテリアには500Xで初めてのブラックレザーを採用。また特別装備として、同ブランド初となるアダプティブクルーズコントロールを設定すると同時に17インチのブラックホイール、および「BeatsAudio™ プレミアムサウンドシステムスピーカー」を装備している。

 一方の『イエロークロス』は、同排気量ながらマップ変更で170PS/250Nmまで出力が高められた4WDモデルをベースとし、ボディに限定のイエローカラー、インテリアにはこちらもレザー(ブラウン)を採用。また『ブラックタイ』同様に特別装備としてアダプティブクルーズコントロール、および専用デザインの18インチホイールが設定された。

 この、両モデルに装備されるアダプティブクルーズコントロールは、レーダーセンサーにより前方車両を認識し、車間距離に応じて自動的に走行速度を調整。作動条件は時速30km/h以上となっている。

 価格はFFモデルの『ブラックタイ』が315万3600円で限定100台。4WDモデルの『イエロークロス』が349万9200円で、限定140台となっている。
Fiat 500X Black Tie : http://www.fiat-auto.co.jp/limited/blacktie/
Fiat 500X Yellow Cross: http://www.fiat-auto.co.jp/limited/yellowcross/