ウイリアムズは3日、イギリス グローブの本社で2017年のレースドライバーとしてバルテリ・ボッタスとランス・ストロールの起用を正式に発表した。
すでにフェリペ・マッサは今季末でのF1引退を表明しており、その後任として育成ドライバーのストロールが起用されること、ボッタスが残留することは、正式発表前から予想されていた。
ボッタスはウイリアムズのテストドライバー、リザーブドライバーを経て、2013年にレースドライバーに昇格、今季同チームでの4年目のシーズンを送っている。
カナダ出身、今年10月29日に18歳になったばかりのストロールは、昨年末、ウイリアムズの若手ドライバー育成プログラムのメンバーとなり、その仕事ぶりでチームに好印象を与え、その後今季のヨーロピアンF3チャンピオンの座に輝いた。ランスの父ローレンス・ストロールは富豪であり、今回の契約はチームにとって財政面での助けにもなるとみられる。
これで来季ドライバーが確定していないのは、フォース・インディアの1席、ハースの2席、ルノーの1席、ザウバー2席、マノー2席となった。