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『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 』、「ラッパーズ・ディライト」を歌う本編映像公開

2016年11月02日 12:51  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

 11月5日に公開されるリチャード・リンクレイター監督新作『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』より、主人公たちが「ラッパーズ・ディライト」を歌う本編映像が公開された。


参考:動画はこちらから


 本作は1980年の夏を舞台としたリチャード・リンクレイター監督の自伝的青春ドラマ。野球推薦で大学に入学することになった青年が、個性豊かなチームメイトや女の子と出会い少しずつ成長していく姿を描く。主人公・ジェイクを『Glee』シリーズのブレイク・ジェナーが務めるほか、『ヴァンパイア・アカデミー』のゾーイ・ドゥイッチ、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』のグレン・パウエル、『ティーン ・ウルフ』のタイラー・ホークリンらが名を連ねる。


 オープニングからエンディングまで散りばめられた、リンクレイター監督自らが選曲した音楽の数々も本作のみどころ。映画のタイトルにもなったヴァン・ヘイレン『エヴリバディ(原題:Everybody Wants Some)』をはじめ、チームメイトたちと車でナンパに出かける時に歌うのは、79年のヒット曲シュガーヒル・ギャングの「ラッパーズ・ディライト」。その他ブロンディの「ハート・オブ・グラス」、S.O.Sバンド「テイク・ユア・タイム」、ホット・チョコレートの「エヴリワンズ・ア・ウィナー」、チープ・トリックの「甘い罠」、など、ロック、ハードロック、ソウル、ディスコ、ヒップホップ、ニューウェイヴと、ジャンルを問わず70年代後半~80年にヒットした、“青春ナンバー”が映画を盛り上げている。


 このたび公開されたシーンは、ジェイクと野球部のメンバーたちが、シュガーヒル・ギャングの「ラッパーズ・ディライト」を歌いながら、車でナンパに出かけるシーン。シックによる「グッド・タイムズ」のトラックにのせて「激しく踊ろうぜ」「体を揺らせ」「歌い続けろ 踊って弾けろ」と続くノリノリのラップを歌うメンバーたちの姿は、ザ・ナック「マイ・シャローナ」が鳴るオープニング同様、野球部のメンバーたちのキラキラした青春を表すシーンとなった。


 全ての楽曲はリンクレイター監督がセレクトしており、監督は「1曲1曲には個人的な思い出と過去があるんだよ」と語る。公開されたシーンの撮影については「シュガーヒル・ギャングの「ラッパーズ・ディライト」を歌うシーンの撮影時も、この曲を聞いていた時代を思い出して撮っていたんだ。彼らもすごく楽しんでいたしね」と、撮影を振り返った。(リアルサウンド編集部)