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具材をカスタマイズできるサラダ専門店「サラダストップ!」日本2号店は六本木に

2016年11月01日 09:32  Fashionsnap.com

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「ヘイル、シーザー!」(ラップは950円) Image by: FASHIONSNAP
シンガポール発のサラダ専門店「サラダストップ!(SALADSTOP!)」日本1号店となる表参道店が、11月1日にオープンする。シンガポールから直送したオーガニックの野菜に加えてミョウガやワカメ、水菜といった日本限定の具材をそろえ、ヘルシー志向が高まっている日本で野菜を気軽に楽しめるメニューを提案。また、来年1月10日前後には六本木グランドタワーに2号店を出店する計画も明かされた。

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 「サラダストップ!」は2009年にシンガポールで誕生。スイス出身シンガポール育ちの創業者エイドリアン・デスバイレッツは新鮮な食材を取り入れた母の料理から影響を受け、当時健康的ではない食べ物が多かったというシンガポールでヘルシーな食べ物を届けたいという思いから同ブランドを立ち上げた。「若者は自分で選ぶことが好き」と認識していたデスバイレッツは種類豊富な食材をそろえ、毎日来ても飽きないようにカスタマーが具材を自由に選べる業態を展開。現在はシンガポールに15店舗、マニラに9店舗、ジャカルタに1店舗、来年は香港にも店舗をオープンするなどアジアを中心に出店を拡大している。
 日本展開を手がけるフジオフードシステムの藤尾政弘社長は「サラダストップ!」のようなスタイルの店舗に6~7年前から注目。ニューヨークにも同様の店舗があったが「ドレッシングの種類が少ないこともあり、ピンとくるものがなかった」という。「サラダストップ!」に出会ったのは2年半前。「ドレッシングが非常に美味しく、種類も豊富だった。野菜だけでもお腹が満たされた」ことが決定打となり、日本の展開を決めた。出店先は「ホノルルコーヒー(HONOLULU COFFEE)」表参道店の跡地。準備におよそ1年の歳月をかけ、スタッフをシンガポールで研修させるなど、本国のサービスとクオリティを継承する。
 メニューは本国と同様に「サラダ」「ラップ」「グレイン」の3種から選んだ後、ベースとなる食材や6種類のトッピング、ドレッシングを自由にカスタマイズ可能。食材は約60種類、トッピングは約50種類、ドレッシングは20種類と幅広い選択肢をそろえる。また、シンガポール式チリクラブを使用した「オー クラブ ラ!(OH CRAB LAH!)やシーザーの風味が特徴的な「ヘイル、シーザー!(HAIL CAESAR)」など、あらかじめ組み合わせが決まっている10種類のシグネチャーサラダや4種類のウォームグレインボールも用意する。カスタマイズメニューの価格帯はサラダが900円~、ラップが870円~、グレインが850円~。日本の店舗の特徴は、春夏秋冬を持つ日本の四季に合わせて3カ月ごとで変わるシーズナルメニューの展開で、今後はしそペーストを使った商品などを導入する予定だという。
 デスバイレッツは「どこから食材が来ているのか、何が本当に身体にいいのかを知った上で、日本の皆さんにも(同ブランドが掲げる)『EATING WIDE AWAKE(食べて目覚めよう)』を体験して欲しい」とコメント。藤尾社長は「時流を意識し、常に情報をキャッチしながら最新のものを取り入れ、どんどん進化させていきたい。フジオフードシステムは(『まいどおおきに食堂』など)食堂のイメージが強いかもしれないが、『サラダストップ!』のような店舗もやっているということを知ってもらえたら嬉しい」と話している。今後は3年間で20店舗前後の出店を計画。来年は、六本木店を含め5店舗の出店を目指す。
■サラダストップ!表参道店(SaladStop! OMOTESANDO)オープン日:11月1日(火)住所:東京都渋谷区神宮前4-4-13 神宮前柴田ビル1階営業時間:11:00~21:00店舗坪数:125,62平方メートル座席数:56席
公式サイト