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エリクソン「クラッシュに巻き込まれながら、入賞目前まで行くとは」:ザウバー F1メキシコGP日曜

2016年10月31日 18:41  AUTOSPORT web

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2016年第19戦メキシコGP マーカス・エリクソン(ザウバー)
2016年F1メキシコGP決勝で、ザウバーのマーカス・エリクソンは11位、フェリペ・ナッセは15位だった。

■ザウバーF1チーム
マーカス・エリクソン 決勝=11位
 今日は内容のいいレースができた。スタートでは不運な接触があり、正直に言えば、ヒットされた時点で僕のレースはこれで終わりかと思った。でも、何とかピットまで戻って、フロントウイングを交換してもらい、データを見るとフロアにもダメージがありそうだったけど、とにかく走り続けることにしたんだ。

 その後、僕もだんだんリズムをつかめてきて、ペースは悪くなかった。最終的には、ポイント獲得目前まで迫りながら、あと一歩及ばなかったけどね。

 この週末、チームとしてはポジティブなことがたくさんあった。これもまた、僕らが正しい方向へ進んでいる証拠だと思う。ブラジルではさらに上を目指すつもりだ。

フェリペ・ナッセ 決勝=15位
 僕はミディアムタイヤでレースをスタートした。そういうアグレッシブな戦略を選んだのは、グリッド上で僕だけだったね。1周目を終えた時点では悪くなかった。直接のライバルたちがソフトタイヤでスタートした中で、いくつかポジションを上げることができたんだ。

 ただ、僕にとってはあのセーフティーカーがアンラッキーだった。あれで全員のギャップがなくなり、ひとつの集団になってしまったからね。結果として、僕の戦略は台無しになってしまったけど、時にはそういうこともあるのがレースだ。その不運に加えて、僕のクルマはフロントウイングとターニングベーンを破損していて、ラップタイムも本来の水準には届かなかった。

 もう気持ちを切り替えて、次のブラジルでのレースのことを考えたい。母国へ帰ってインテルラゴスでレースをすると、いつでもすばらしい気分になれるんだ。