2016年F1メキシコGP決勝で、ウイリアムズのフェリペ・マッサは9位、バルテリ・ボッタスは8位だった。
■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
フェリペ・マッサ 決勝=9位
本当に難しいレースだったよ。1周目はすごく良かったんだ。一気に何台もパスして、6位まで上がっていたからね。ピットストップでミディアムタイヤに交換したあと、最初15周ほどはかなり苦しんだけど、それはプラクティスでも経験済みで、予想はしていた。実際、その後は徐々にグリップが良くなって、最後まで(セルジオ・)ペレスと戦い抜くことができたんだ。ポジションを守るのは楽でなかったけど、最後までプッシュし続けた。だから、この結果には十分に満足している。
(フォース・インディアに)1ポイントだけ差を広げられてしまったものの、彼らとの戦いをあきらめることはない。シーズンの最終戦までこの戦いを続けるつもりだ。
僕自身は次のホームレースを心から楽しみにしている。ただ母国にいるだけで、ブラジルの人々と一緒にいるというだけで、最高の気分になれると思う。ブラジルGPでは、いつも母国のために最高の成績をあげようと努めてきた。僕はブラジルを愛しているし、この(現役最後の)週末は決して忘れられないものになるだろう。僕はこのところのすばらしいレースを、どれもできる限り楽しもうと思っているけど、なかでもブラジルでのレースは最高の思い出になるはずだ。
メキシコのファンへのメッセージ? まず、グラシヤス(ありがとう)と言いたい。みんなのサポートに心から感謝している。この週末のことは、一生記憶に残ると思う。この国の人々が、どれほどF1とモータースポーツを愛しているかを目の当たりにして、ただ驚くばかりだった。みんなのことは決して忘れないよ。
バルテリ・ボッタス 決勝=8位
今日はチームとして、いい仕事ができた。戦略的にも戦術的にもうまくやって、これ以上は期待できないところまで行けたからね。ピットストップのタイミングが完璧だったこともあって、1ストップの戦略を機能させることができた。
残念ながら、それでもフォース・インディアの方が、ほんの少しペースが速くて、彼らのうち1台には先行されてしまったけどね。彼らとは(コンストラクターズ選手権で)まだ僅差の争いが続いている。次のブラジルでは、今回よりさらにいい仕事ができるように、あらゆる努力をしないといけない。