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トップ棋士まさかの失態!対局時刻勘違いで不戦敗 うっかりミスから来る遅刻は心臓に悪すぎる!

2016年10月31日 16:41  キャリコネニュース

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信じられない事態が起きてしまった。10月30日に開催が予定されていた、東京都渋谷区・将棋会館で予定されていた公式戦「第2期叡王戦」で、トップ棋士の久保利明九段がまさかの敗退をしてしまったのだ。その敗因というのが、なんと「不戦敗」であった。

久保九段は、対局開始時刻を勘違いしており、当日14時からの対局予定だったものを、19時から開始だと認識していたのだ。(文:松本ミゾレ)

自分も新幹線の時刻間違えで大失態を犯したことが……

この公式戦、実はインターネット中継もされていた。開始時間を迎えた14時から、対局相手の豊島七段が座っているだけの様子が流れており、結果、そのまま1時間が経過した15時に、久保九段の不戦敗が成立したというわけである。

なんとも珍しい勝敗の決し方であるが、勘違いによって会場入りできなかった久保九段の心中を思うと胸が痛む。なんせ自分が現れない試合の模様を中継されているのだ。待たせている豊島七段にも申し訳がないことだろうし、中継を観ている人にも何といってお詫びすればいいのか……。

こういう勘違いから来る遅刻って、本当に心臓に悪いものだ。僕は久保九段のような著名人ではないし、こういう晴れ舞台に呼ばれるなんてこともないけども、それでも仕事やら何やらで顔を出す際の予定時刻は、念入りに確認している。今回の久保九段のように、勘違いで遅刻してしまったことがあったからだ。

何年か前、仕事で朝から取材に出向くことになっていた。このとき、僕は新幹線で移動するつもりだったんだけど、自分が乗るつもりだった新幹線の発車時刻を手帳にメモする際に、間違って書き込んでしまっていた。

予定を確認する癖をきちんと身に着けておこう!

結果、本来の発車時刻より、1時間ちょい遅くなってしまっていた。この1時間ちょいという時刻のズレが、なんというか一見すると間違ってないように見えてしまったのだ。

後で予定を読み返して、ズレている発車時刻にも気が付かず、「まあこんなもんやろ」と勘違いしたまま当日を迎えてしまった。

結果的に自分が予定通りの新幹線に乗っていると思い込んだまま、目的地まで悠々と向かっている最中に、「まだ?」というメールが飛び込み、そこではじめてやらかしていたことに気が付いた。キモが冷えるとはまさにあのことで、一気に血の気が引いたことを覚えている。

こういう経験ってのは、本当にもう二度とやらかしたくない。信用問題云々以前に、寿命が縮んでしまう思いは、もうしたくない。

もしかすると、これを読んでいる方の中にも、「俺もやっちゃったことあるんだよね~」という方がいらっしゃるかもしれない。このような、しないでいい失敗をしないためには、しっかりと予定を再確認する癖をつけておく他ないだろう。

僕の場合はそもそもメモ帳を使う際にミスを誘発したため、以降はスケジュールアプリを使うようになった。今のところ、勘違いから来る遅刻はやらかしていない。飲みすぎて、この記事を発信しているキャリコネニュースの編集長との顔合わせをブッチしたことはあったけど。

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