トップへ

ベッテル、ペナルティで降格「間違いなくリカルドには十分スペースを与えた」フェラーリ F1メキシコ日曜

2016年10月31日 13:41  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2016年第19戦メキシコGP 観客に手を振るセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
2016年F1メキシコGP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは5位だった。ベッテルはマックス・フェルスタッペンのペナルティの後、3位に繰り上がったが、さらにその後、自身に10秒加算のペナルティが下り、最終的に5位となった。

■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=5位
 今日、僕らはすべてを正しく行ったと思う。ペースもすごくよかった。予選でもう少しいいポジションを取れていれば、もっといい結果につなげられただろう。でも昨日のことを変えることはできない。

 とても前向きな気持ちで今日を迎えた。速さがあることは分かっていたから、レースにかなり自信を持っていたんだ。タイヤを誰よりも長く持たせることもできた。

(マックス・)フェルスタッペンより僕らの方が速かったから、彼にプレッシャーをかけた。もちろん追い越すのは簡単ではなかったが、彼はミスをした。コーナーをショートカットした後、ポジションを返すように言われたのに、返さなかった。

 ダニエル(・リカルド)とのバトルに関しては、僕は彼に対して心からの敬意を抱いているから、接触するのは理想とは程遠い出来事だ。自分の防御について言うと、僕は必死に戦いつつ、彼にスペースを与えようとした。僕はそうしたと思っている。

(リカルドとのバトルについて聞かれ)マックスと戦っていてターン3の立ち上がりがあまりよくなかったので、ダニエルが来るなと思った。ダニエルがこういう時どうするかよく知っている。彼はコーナーを曲がり切れなかったとしてもギャップがあれば飛び込んでくる。

 バルセロナでは彼はイン側に飛び込んできて、僕が十分な空間を与えているのに、コーナーを曲がり切れなかった。今日、彼は腹を立てていて、録画を見直してみろと言ってきた。そうするつもりだ。

 彼には十分なスペースを与えたと思う。ぎりぎりになってからのアクションで、僕らはふたりともコーナーを曲がるところだった。