スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿に、NAKAJIMA RACINGの応援に駆けつけたドアラと、トヨタくま吉 10月30日に決勝レース1/2が行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦・第15回JAF鈴鹿グランプリ。決勝日のサーキットから、トピックスその2をどうぞ。
■ITOCHU ENEX TEAM IMPULの新アイテム
今回のスーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿で、ITOCHU ENEX TEAM IMPULのピットレーンにはある“新アイテム”が導入された。それは、給油塔のブームに取り付けられたライトだ。
ふだんはフックに取り付けられていて、すぐに下げることができるのだが、これはピットインしたドライバーがピタリと停止位置に止められるようにと考えられたもの。ライトに自分を合わせて止めれば正確な位置に止められるというワケだ。
「ほんのわずかなズレでも、作業時間のロスになってしまいますから」とのことで、少しずつでも積み重ねで良くしていこうというアイデアのひとつだ。
■新型NSXのセーフティカー、実戦デビュー
今回のスーパーフォーミュラ第7戦で初めてお披露目された、新型ホンダNSXのセーフティカー。ピットウォーク等でも展示され大人気だったが、第7戦レース2でついに実戦デビューの機会が訪れた。
本来出番がないにこしたことはないのだが、その流麗なボディで隊列を引っ張るさまは壮観。NSXのプロモーションビデオにも登場していたストフェル・バンドーンがその背後につけていたのは決して偶然ではないかも……!?
■鈴鹿にいたあんな人、こんな人(?)
今回のスーパーフォーミュラ鈴鹿は、今シーズンの最終戦ということもあり、ふだん見かけないような人も多数見かけることができた。
ドライバーでは、ニック・キャシディや伊藤大輔(サーキットサファリのバスガイドとして来たのだとか)、さらに今季の全日本F3-Nチャンピオンの片山義章の姿も。「視察です!」と笑顔で語ってくれた片山。いつかスーパーフォーミュラを駆る姿を見ることができるかも……!?
また、スーパーGTの女性チームマネージャーたちもプライベートで多数来場。今回はGAZOO Racing 86/BRZ Raceが併催されていたこともあり、応援の意味もあったようだが、スーパーフォーミュラも存分に楽しんでいたようだ。
そしてピットウォーク&グリッドでは、オカザえもんと中日ドラゴンズのマスコット、ドアラも登場。さすがの人気ぶりとなっていた。
■シーズンエンドパーティ開催
最終戦恒例のシーズンエンドパーティが今年も開催された。レース後、ホスピタリティルームで実施されたパーティには今年も多くのファンが訪れ、トークショーあり、サイン会あり、食事ありの豪華なメニューとなっていた。
なお、レース後の記者会見で「来年スーパーフォーミュラに乗るか分からない」と語っていたアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM'S)だが、この場でもファンに向けて「来年、僕は乗るか乗らないかはまだ分からない。いままでずっと素晴らしい応援をもらって感謝している。みんなのおかげで楽しい時間を過ごすことができた」と語った。
「でも、もし来年も乗ることになったら、そのときはまた応援して欲しい」とどちらともつかない発言を残したロッテラー。その去就やいかに……!?
また、オートスポーツwebでもお届けしたとおり、スーパーフォーミュラのナビゲーターを務めた春那美希さんが今年で卒業。パーティでは花束も贈呈された。