30日に鈴鹿サーキットで行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦の決勝レース1。戦いを終えて、決勝トップ3ドライバーがレースを振り返った。
●国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING):決勝レース1 優勝
なんとか1レース目で優勝することができました。スタートが完璧に決まり、そのあともペースが良かったので、自信を持って走ることができました。
昨日の時点ではスタートに少し不安がありましたが、夜の間に不安を解消でき、気合いを入れてスタートを狙っていくことができました。満足のいく結果ですね。ランキングトップになりましたが、レース2は3番手からのスタート。レース1と同様に、チャレンジャーとして強い気持ちを持って戦いたいと思います。
●アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM'S):決勝レース1 2位
スタートをいい形で決めることができたけど、2番手に上がるのが精一杯だった。
マシンのバランスもよかったけど、前のマシンに近づくとダウンフォースが抜けてしまって、オーバーテイクは難しかったね。クニモト(国本雄資)はミスをしなかったから、交わすことはできなかったよ。
それでも、2位という結果は嬉しいし、ランキング3番手に浮上した。レース2が楽しみだ。
●石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING):決勝レース1 3位
スタートに関しては昨日から入念に練習していました。ただ、完璧なスタートではありませんでしたね。自分のなかでは80点くらい。ほかのふたりが100点のスタートだったのかなと思います。加速が負けている時点で気持ちを切り替えました。
そのあともチャンスがあると思って全力でプッシュしましたが、ペース的にコンマ2~3秒くらい負けているところがありました。具体的にどこが負けていたのかは把握しているので、レース2までに修正します。
わずかですけど(シリーズ2連覇の)チャンスはあるので、レース1と同じく、次のレースも優勝だけを狙って諦めずに戦っていきます。