Moto2 レポート Moto2クラスは、断続的に小雨が降る微妙なコンディションの中で行われ、タイトルに王手のヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)が今季6度目のPPを獲得しました。決勝では、総合2位のトーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)に3位以上で先着すれば、チャンピオンが決まります。
後半に入って絶好調のフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が2番手。過去に3戦連続で表彰台を獲得する好調ぶりで、今大会は、念願の初優勝と今季7度目の表彰台獲得に挑みます。3番手にはアクセル・ポンス(AGR Team)で今季初のフロントローを獲得。以下、ジョナス・フォルガー(Dynavolt Intact GP)、タイトル決定にストップをかけたいルティ、今季2勝目を狙うロレンソ・バルダッサーリ(Forward Team)と続き、FP3でトップタイムをマークした中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)は、ウエットコンディションの予選で思うように走れず20番手へとポジションを落としました。
タイトル獲得の可能性を残す総合3位のアレックス・リンス(Paginas Amarillas HP 40)は23番手と大きく遅れました。