2016年F1メキシコGPの土曜予選で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは7位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 予選=7位
すごくがっかりしている。マシン自体には速さがあるんだ。Q2ではソフトタイヤで楽に戦えた。かなり感触がよかった。でもスーパーソフトでは全くだめだった。
昨日はスーパーソフトを履くとかなりのゲインがあったのに、今日は全くタイムがよくならなかった。いくつかのことを試したが、予選中に状況を一変させることなんてできない。これから理由を調べる必要がある。
誰もがスーパーソフトを履くと0.5秒程度タイムを更新していた。僕ら以外の全員がだ。マシンは速い。マシンに悪いところはない。僕らはこのマシンにふさわしくない場所からスタートすることになった。後方グリッドとなり、レースは楽にはならないだろう。それでもチャンスはまだあると思っている。
スーパーソフトよりソフトの方がグリップがあった。すごく不自然なことだ。調査する必要がある。今朝スーパーソフトで苦労した。昨日はそんなことはなかったのに。
コンディションにおいて何かが起きた。でもそれでも問題ないはずだった。マシンには2位に入れるだけのポテンシャルがあった。少なくとも2列目は確保できたはずだ。なのにそれができなかった。
でも(決勝は)面白くなるかもしれない。1周走るのと、決勝で何周も続けて走るのとでは全く違う。(Q2をソフトで通過することを)試みてふたりともうまくいった。それはポジティブな要素だよ。レースペースに関してソフトは僕らにフィットしているはずだ。正しい戦略を選んだと思う。