2016年F1メキシコGPの金曜プラクティスで、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは5位/6位、セルジオ・ペレスは4位/15位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ フリー走行1=5位/2=6位
金曜日に主に集中していくことは、問題なくプログラムを完了することで、この観点から見ると良い一日だった。
僕らが直面しているチャレンジのほとんどは昨年と同じもので、ここの高度によりダンフォースが減少し、マシンの感触が大きく違ってくるんだ。そのためマシンの理想的なバランスを見つけ出すためにこのコンディションに適応していく必要がある。
それ以外では今日は標準的な日で、大半をタイヤコンパウンドの学習に費やし、それに関しては良くできたと思う。午前中のセッションでは多くを学べなかった。路面の温度がすごく低く汚れてもいたので、良い情報を得るには難しい状況だった。
午後に入ってからタイヤの評価ができて、これといった驚きは何もなかった。マシンバランスを探す作業はいい形で始めることができたが、まだ完全に満足しているわけではない。改善できる余地は十分にあるし、今夜これを見つけ出すためにマシンを調整できればいいね。
セルジオ・ペレス フリー走行1=4位/2=15位
母国でのレースはすごく感動的な瞬間だが、マシンに乗り込んでからは、他のレースのように対応していくことが重要だ。
午前中はうまく行き、マシンは良い感触だった。午後に入ると少し苦しんだが、明日に向けて改善していくには、どこに集中しどの方向性を取るのが必要なのかは分かっている。
今日のコンディションは予想していたものではなかったが、残りの週末はもっと暖かくなるはずだ。決勝日に予測されるコンディションに合わせてマシンのセットアップをしていく必要がある。今日集めたデータによってそれが可能になると思う。