2016年F1メキシコGPの金曜プラクティスで、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは18位/12位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ジェンソン・バトン フリー走行1=18位/2=12位
今朝は全般的なテスト作業をたっぷり行ったので、FP1は今週末に関してはさほど役立つものではなかった。
FP2ではメキシコにより特化したテストを行い、バランス向上に集中し、最終的に興味深いものを見つけることができた。
ここは空気が薄く、グリップがとても低いため、いい感触になることはないだろう。それでも明日に向けて取り組めるものを見つけたと思う。
スーパーソフトタイヤはグレイニングがひどかったが、デグラデーションはセッションを経るにつれて改善されていった。それでもロングランは簡単ではなかった。スーパーソフトでは誰もがそうだと思う。でも僕らは自分たちの状況のなかでベストを尽くさなければならない。
決勝スタート時には多くのマシンがスーパーソフトを履いて、4周か5周でピットインすることになるだろう。そういった状況がレースの展開を動かし、興奮を高めてくれるはずだ。ミディアムタイヤは3種類の中で一番よく機能する。一番長持ちするし、ここまでのところはグレイニングも出ていない。ただ同時にグリップは低い。
僕らはトップ10のすぐ近くにいるが、前戦より少し苦労することになるかもしれない。それでもトップ10のすぐ下というのはそれほど悪くない。自由にタイヤを選べるからだ。もちろんQ3進出を全力で目指すけれど、Q3の栄誉よりレースストラテジーの方が重要だ。目標はポイント獲得なのだから。
金曜日からこれほど多くの観客が来ているのを見てすごくうれしい。ここのファンは最高だし、F1を心から応援してくれている。素晴らしい雰囲気だよ。今週末が楽しみだ。