トップタイムをマークしたのは、後半戦に入り調子を上げているフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)で初の首位発進となりました。モルビデリはウエット、ハーフウエット、ドライと、どのコンディションでも安定したスピードを発揮。予選では初のPP獲得が期待されます。
2番手には中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)で、微妙なコンディションとなった午後のセッションでは、着実にタイムを上げて、セッション終盤に2番手へと浮上しました。前戦オーストラリアGPで痛めた右肩はまだ完全ではなく、テーピングをして挑んでいますが、痛みはなく、今大会はほぼ完調な状態で予選、決勝に挑むことができそうです。
以下、3番手にアレックス・マルケス(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)、4番手にジョナス・フォルガー(Dynavolt Intact GP)、5番手にタイトルに王手をかけているヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)と続き、総合2番手で、ザルコのタイトル王手にストップをかけたいトーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)が7番手、総合3位のアレックス・リンス(paginas Amarillas HP 40)は17番手でした。