DTMドイツツーリングカー選手権に参戦するメルセデスベンツAMGは現地時間の10月28日、2016年シーズンのランキング2位だったエドアルド・モルタラと契約したと発表した。
モルタラはF3やフォーミュラ・ルノー3.5などフォーミュラレースで活躍。2009年、10年にはF3マカオGPで連覇を飾る活躍をみせ、2011年にはDTMにデビュー。アウディ陣営のトップドライバーのひとりとして活躍し、2016年はマルコ・ウィットマンとタイトルを争った。
そんなモルタラは、今シーズン終了後メルセデスに移籍するのではないかという噂が出ており、本人は噂を認めていなかったものの、28日にメルセデスAMGは正式にモルタラの移籍加入を発表した。
「我々は喜んでエドアルド・モルタラが2017年のレースドライバーとしてチームに加わることを発表したい」と語ったのは、チーム代表のウルリッヒ・フリッツ。
「エドアルドとメルセデスが合意に至ってから時間が経っているのだが、すぐに発表しなかったのは我々からのアウディに対する敬意だ。彼はタイトルを争うドライバーだったからね」
「エドはメルセデスベンツにパーフェクトにフィットする。彼と成功を築くことを楽しみにしているよ」