F1メキシコGP金曜、フェラーリのセバスチャン・ベッテルはFP1では2位、FP2ではトップと好調な滑り出しを見せた。しかしこの日に完全に満足できたわけではなく、ひどい渋滞で思うような走りができなかったと苛立ちを示した。
FP2でフェルナンド・アロンソの後ろを走行中、ベッテルは無線で「どうしようもないばかだ」と叫んだ。
セッション後、その件に関しベッテルは、ひどいトラフィックに悩まされていたと述べている。
「僕だけかもしれないけど、今日はサーキットを走っているというよりもメキシコシティの街中を走っているようだった。それほどトラフィックがひどかった」とベッテルが述べたとCrash.netが伝えた。
「全員がタイヤを長持ちさせるという課題に取り組んでいた。特にスーパーソフトに関してはかなり難しかった。でも僕はひどいトラフィックに遭っていたから、(一貫した)ラップを走り続けることができず、そのためタイヤに関してしっかり理解できていないんだ」
一方でフェラーリのペースについて、ベッテルは「ここにはフェラーリに適した要素があるようだから、この勢いを明日につなげたい。まだ金曜なので大喜びはできない。明日の午後、同じポジションにいたら喜ぼう」と述べている。