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F1メキシコGP開幕。最初のセッションはハミルトン最速。母国GPのペレスが4番手タイム

2016年10月29日 01:51  AUTOSPORT web

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トップタイムをマークしたルイス・ハミルトン(メルセデス)
2016年F1第19戦メキシコGPのフリー走行1回目が10月29日(金)、現地時間10時から行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。

 メキシコの首都、メキシコシティにあるオートドローモ・エルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われる第19戦。今週末最初の走行セッションは気温12度という涼しいコンディションのもと開始され、グリーンフラッグが振られると同時に、各車インストレーションラップを行うべくコースインしていった。

 セッション開始30分が経過したところで早くもメルセデス勢がソフトタイヤでタイムを記録し、ワン・ツー体制を築く。3番手にはスーパーソフトタイヤで計測を行ったセルジオ・ペレスが位置し、4番手にはソフトタイヤを履くバルテリ・ボッタスが付ける。

 路面温度が低く、コース上にラバーが乗っていない状況のなかで各陣営が積極的に走行を重ねていたが、フェリペ・ナッセがドライブするザウバーのフロントウイング右側が突如として弾け飛び、コース上に飛散したパーツの回収のため、赤旗が提示された。この赤旗は約10分で解除となり、各車ふたたびコースに向かっていった。

 セッション再開後、ピットに戻ってきたマックス・フェルスタッペンのリヤブレーキから小さな炎が上がる。火はすぐに鎮火したが、トラブルはセッション中に解消できるものではない模様で、フェルスタッペンはマシンを降りてしまった。

 残り20分を切り、トップタイムはルイス・ハミルトン。2番手にはセバスチャン・ベッテルが位置し、3番手には母国GPのセルジオ・ペレス、4番手にヒュルケンベルグとフォース・インディア勢がスーパーソフトタイヤで上位に付けている。マクラーレン・ホンダの2人はフェルナンド・アロンソ16位、ジェンソン・バトン17位という状況だ。

 その後も大きな順位変動はなく、フリー走行1回目のセッションは終了。トップタイムはハミルトンがマーク。以下、ベッテル、ライコネン、ペレス、ヒュルケンベルグ、ボッタス、ロズベルグ、リカルド、マッサ、クビアトがトップ10を形成。アロンソは16番手、バトンは18番手で最初のセッションを終えた。

 フリー走行2回目は、このあと4時(現地時間14時)から開始される。