メキシコGP前日の木曜日に行われたFIAの定例記者会見で、「チームがまだ発表しないのなら、こっちにもオブションはある」と移籍する可能性があることを明言して、周囲を驚かせたエステバン・グティエレス。
しかし、グティエレスが決断を下したのは、それだけではない。なんと、来年1月に、結婚することも決断していたのだ。
ただし、それはかつてザウバー在籍時代に交際していたパオラさんではない。
「モニカっていうんだ」と、少し照れながら話すグティエレス。
「付き合い始めたのは、今年の1月かな。同じモンテレー出身なんだ。すでに婚約して、指輪もプレゼントしたよ」
現在F1は結婚ブームで、今年8月にキミ・ライコネンが、そして9月にはバルテリ・ボッタスが結婚。2014年にはニコ・ロズベルグが、そして2012年にはロマン・グロージャンが結婚している。しかし、みな一定の交際期間を過ごした後にゴールインしている。グティエレスが来年1月に結婚すれば、わずか1年のスピード婚だ。
「結婚で大切なことは時間ではないよ。2人のフィーリングだ。僕は出会った瞬間に、この娘と結婚するって思ったよ。むしろ1年間は長く感じたね」
そのモニカさんをサーキットに招待しているというグティエレス。結婚式への道程同様、来年のシート獲得も幸運を祈りたい。