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ピコ太郎「PPAP」ギネス認定「多くの国で一緒にリンゴにペンを刺したい」

2016年10月28日 15:42  弁護士ドットコム

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世界的に大ブレイクしているシンガーソングライター、ピコ太郎さんの曲「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」が10月28日、「全米ビルボードトップ100に入った世界最短曲」(45秒)としてギネス認定された。同日、東京・有楽町の外国特派員協会で認定式があった。


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ピコ太郎さんがリズムに合わせて踊りながら「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」というフレーズを口ずさむ動画は、カナダのポップスター、ジャスティン・ビーバーさんがツイッターで「インターネット上で一番好きな動画だ」とつぶやいたり、全米ビルボードトップ100にランクイン(77位)するなど、世界的に人気が広がっている。


ピコ太郎さんは、この日の認定式に先立ったスピーチで「とてもとても光栄なことです。昨日まで白髪だったんですが、自力で真っ黒になりました。すべってますけど。本当にこういう会に出たことがなく、基本的に小さな会場で1人か2人のところです。驚き、桃の木、二十世紀です」と話した。このスピーチのあと、ギネス認定が発表されると、会場は驚きの声に包まれた。



認定式後におこなわれた記者会見で、「PPAPのヒット前後でどう生活が変わったか」と質問されると、「実はまだ1カ月くらいしか経っていない。まだ給料日も来ていない。1円もまだもらっていません。なので、まだバイトは続けています。生活環境は何もかわっていない」と回答した。



また、「『次、みんな期待しているよ』と言われる。だが、こんなのが続くわけない。次も当ててやるぞとは思っていない。今一番楽しい、面白いと思える曲をすごいスピードでたくさん出していきたい」と話していた。


●「日本にこんなやつは私しかいない」


また、海外メディアの記者から「現代日本ポップカルチャーの代表になった。責任感はあるか」という質問もあがった。



ピコ太郎さんは「日本にこんなやつは私しかいない。だから、みんな笑ってくれたと思う。有名になったことはありがたいが、決して代表ではない。日本のカルチャーとして見てもらえることはありがたい。できるだけ、多くの国に行って、一緒に、りんごにペンを刺したい」と話した。



さらに「1億円払ってレコード大賞とりたいか」と聞かれると、「私のバイトの時給では、1億円稼ぐには2万年かかります。話が大きくて、まったく見当がつきません。詳しいことは、(プロデューサーの)古坂大魔王に聞いて下さい」と述べて、笑いを誘っていた。



(弁護士ドットコムニュース)