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「コーヒー好きを育てる」ブルーボトルコーヒー中目黒カフェがオープン

2016年10月28日 11:52  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ブルーボトルコーヒー中目黒カフェ 外観 Image by: FASHIONSNAP
米国発のコーヒーショップ「ブルーボトルコーヒー(Blue Bottle Coffee)」が、新店舗となる中目黒カフェを10月28日にオープンした。出店先は観光名所として知られる目黒川沿いではなく、中目黒駅から徒歩10分強の閑静なエリア。店内にはワークショップスペースやスタッフ向けのトレーニングルームを設けるなど、他店舗と異なる構成で展開する。

ブルーボトルコーヒーが中目黒にの画像を拡大

 ブルーボトルコーヒー日本5号店となる中目黒カフェは工場をリノベーションした建物で、店舗面積は約420平方メートル。カフェスペースは地上1階で、席数は8席とスタンド形式をメインにしている。新たに設けられた地下1階のワークショップスペースでは、LA発のプレミアムデニムブランド「CITIZENS of HUMANITY」が発行するフリーマガジン「HUMANITY MAGAZINE」の写真展を10月28日から30日までの3日間限定で開催し、トートバッグなどの限定グッズもそろえている。今後もカルチャーを発信する場として、企業やブランドとのコラボレーション企画を展開していく計画だ。
 中目黒エリアはコーヒーショップやカフェが数多く並び、2018年末には「スターバックス コーヒー(STARBUCKS COFFEE)」が日本初となるロースタリーを併設した新業態を目黒川沿いに出店するなど注目されている。目黒川沿いは飲食店が軒を連ね賑わいを見せているが、ブルーボトルコーヒーは目黒川から離れた駒沢通り沿いに出店。駅からは徒歩10分強とやや離れているが、落ち着いた雰囲気がブランドとの親和性を感じるという点から創業者ジェームス・フリーマンも気に入っているという。トレーニングルームに加えてテイスティングスペースを設けるなど「コーヒー好き・バリスタを育てる場所」という位置付けで、ファミリー層をメインターゲットに地域に根付いた店舗を目指す。ブルーボトルコーヒージャパン広報担当者は「ブルーボトルコーヒーのやり方で、中目黒からコーヒー文化を盛り上げていきたい」とコメントしている。
 2015年に日本に上陸したブルーボトルコーヒーは、これまで清澄白河や青山に店舗を展開。今年は中目黒に加えて、新宿、六本木、そして11月には品川に出店を予定しており、事業を拡大している。来年も条件が合う立地があれば店舗の出店を積極的に行っていきたい考えだ。
■ブルーボトルコーヒー中目黒カフェ住所:東京都目黒区中目黒3-23-16店舗面積:417.78平方メートル(126.38坪)オープン:2016年10月28日(金)オープン席数:8席営業時間:8:00~19:00