熟成極まる最終モデル『BMW 5シリーズ』に“頂点”の名を持つ限定車登場

すでに本国では次期型が発表されるなど、現行型のモデルライフが終盤に差し掛かっているBMW 5シリーズ。そんな成熟を極める同モデルに、セダン／ツーリングともに人気グレードとなるMスポーツをベースとした限定車『THE PEAK（ザ・ピーク）』が260台の台数限定で登場。10月29日より発売が開始される。

　2010年にモデルチェンジを受けた現行モデルは、世界的にも200万台以上が販売される大ヒットとなり、歴代でもっとも成功を収めた1台となった。その6代目のMスポーツをベースに、19インチMライト・アロイ・ホイールと専用ブラック・キドニー・グリルを標準装備し、BMW5シリーズのスポーティなキャラクターをより強調。

　インテリアでは、ブラックのダコタ・レザー・シート（フロント・シート・ヒーティング付）にファインライン・アンソラジット・ウッド・トリムを組み合わせ、高級感あふれるシックな仕上がりとしている。また、シリアル・ナンバーが刻印されたインテリア・バッジ、およびレザー・キー・ケースといった専用装備品の数々を奢っている。


　パワートレインは2.0リッターの4気筒直噴ガソリンターボを搭載する523iと、同2.0リッター・ディーゼルの523dが用意され、セダン／ツーリングから選択可能。ボディカラーは人気のアルピン・ホワイトⅢとブラックの2色が設定されている。

　価格は、これら数々の特別装備の採用にもかかわらず、一部の標準装備を見直すことにより、ベースモデルから14～15万円アップに留められ、セダンはガソリンが712万円、ディーゼルが735万円。ツーリングも同747万円と770万円となっている。


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