フランスのレーシングカーコンストラクターであるオレカは、2017年からのLMP2規定に則った新プロトタイプカー、『オレカ07』のイラストを公開した。すでにポールリカールでテストもスタートしている。
スポーツカー耐久レースにおけるプライベーターのためのカテゴリーと位置づけられているLMP2は、2017年からシャシーコンストラクターが限定され、ダラーラ、オンローク、ライリー、そしてこのオレカという4マニュファクチャラーに絞られる(北米IMSAはのぞく)。
なかでもこれまでオレカ03、オレカ05という“名シャシー”を生み出してきたオレカは、WEC世界耐久選手権をはじめヨーロピアン・ル・マン・シリーズ等多くのユーザーを抱えているが、チーム待望の新シャシー『オレカ07』のイラストが公開された。
オレカは『#LicenceToWin』というハッシュタグをつけてオフィシャルFacebookページで少しずつ写真やイラストを公開しており、スペックや開発コンセプトに関するリリースはなされていない。ただ全体のイメージを見る限り、空力面でも大幅にリファインされており、とくに大胆に車両内側に傾斜したリヤフェンダーが目を引く。
また、オレカはすでにフランスのポールリカールで、ニコラス・ラピエールの手により走行テストが開始されたこともFacebookページで報告している。