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トム・クルーズ、『ジャック・リーチャー』ハロウィン・パレードの撮影秘話語る

2016年10月27日 15:21  リアルサウンド

リアルサウンド

『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』(c)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

 11月11日に全国公開される『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』より、ニューオーリンズでの撮影についてのトム・クルーズやエドワード・ズウィック監督のコメントが公開された。


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 クリストファー・マッカリー監督が手がけた『アウトロー』の続編となる本作は、リー・チャイルドのベストセラー小説「ジャック・リーチャー・シリーズ」の18作目『Never Go Back』が原作のアクション映画。街から街へと放浪を続ける一匹狼の元米軍エリート秘密捜査官のジャック・リーチャーの活躍を描く。


 ジャズ発祥の地とされるニューオーリンズで撮影された本作。原作者リー・チャイルドは「ニューオーリンズは信じられないほどシネマティックな街だ。興味深いことがめいっぱいあるし、もとより不気味で危険な一面もある」と太鼓判を押している。メガホンを取ったズウィック監督も「ニューオーリンズについて(資料を)読めば読むほど、映画の舞台にふさわしい場所だと思うようになっていたよ。とにかく象徴的で一目でそれとわかる街なんだが、何よりも私の気を引いたのはハロウィン・パレードの存在だった」と話し、アメリカでも随一の規模を誇るハロウィン・パレード「クルー・オブ・ブー」をプロットに組み込んだことを明かした。


 主人公ジャック・リーチャー役のクルーズも「(監督が)ニューオーリンズでのハロウィンの様子を写した写真を見せてくれたとき、私は完全に心を打たれたよ。ダークで、ミステリアスで、恐ろしくて、我々の映画の背景にぴったりだった」とズウィック監督の案を気に入ったといい、「壁と人垣とハロウィンのフロートを押し退けて進んでいくという、生の観衆の中で撮影したシーンもあるんだ。実際のパレードで現れる本物のハードルを映画に利用するのは、観るものにクールな体験を提供するのに役立つものさ」と、全米屈指の観光エリアであるフレンチ・クオーターのディケイター通りで、実際のパレードを背にしながら敢行した撮影を振り返っている。(リアルサウンド編集部)