マクラーレン・ホンダF1チームは、現在の燃料および潤滑油サプライヤー、エクソンモービルに代わり来年からBP/カストロールと新たに契約すると報じられている。
BBCは、21年間マクラーレンと提携関係にあったエクソンモービルは、来年レッドブルに移り、マクラーレンはBP/カストロールとの契約にこぎつけたと報じた。正式発表はまだ行われていないものの、契約はすでに締結されているとBBCは伝えている。
F1ジャーナリストのジョー・サワード氏によると、BPは2010年に起きたメキシコ湾原油流出事故により多額の補償を行うことになったが、すでに金銭面の解決はついており、イメージ向上などを目的にPR活動を行うため、F1に復帰する計画を立てていたという。1994年以来F1から遠ざかっていたBPは、ルノーとも交渉したものの、結局マクラーレン・ホンダと共に2017年からF1に参入する見込みだとサワード氏は伝えている。
マクラーレンのパワーユニットパートナーであるホンダは、レースのキャリアの中で、BPが所有するカストロールと2輪レースやWTCCなどにおいて深い関わりを持っている。