10月31日、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の屋外上映イベント「Animation on Marine Tower」が神奈川・横浜マリンタワーにて開催される。横浜のシンボルであるマリンタワーをスクリーンに、短編アニメーションを楽しめるプロジェクション上映企画となっている。
東京藝大大学院映像研究科は横浜の馬車道地区にキャンパスを構えていることから、これまでも地域に密着したイベントを展開してきた。イベント「Animation on Marine Tower」は毎年恒例のイベントで、アニメーション専攻の修了生・在校生の作品を横浜マリンタワー低層部の外壁に投影する大胆な企画として親しまれてきた。今年はガス灯の魅力PRイベント実行委員会の協賛と、横浜マリンタワー 横浜市文化観光局の協力のもとで開催される。
上映プログラムはA、B、Cの3つに分けられ、いずれも2015年から16年にかけて制作された新作がメインのラインナップとなった。プログラムCには佐藤美代が手がけたテレビアニメ『モブサイコ100』のEDアニメーションも含まれている。ガラス板に絵を描くペイント・オン・グラスの手法で表現され、放送時に話題となった作品を屋外上映で堪能できる。イベントは17時30分から21時まで開催。雨天時は中止となる。
今後は2017年3月にアニメーション専攻の修了制作展が行われる。今回のタイトルは「GEIDAI ANIMATION 08 ZOOM」で、第8期生の作品が上映される。まず3月3日から5日まで横浜校地 馬車道校舎にて開催。続いて3月11日から17日まで渋谷・ユーロスペースにて開催予定だ。