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シャレにならないLINE誤送信 「死んだ魚の臭いがする」と本人に送ってしまい大変なことに

2016年10月25日 13:41  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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送ったら最後、取り消すことができないLINEの誤送信。「しまった!」と焦っても後の祭り。「既読」の二文字に追い込まれ、顔面蒼白になった人も多いだろう。先日の女性向けコミュニティサイト・ ガールズちゃんねるで「LINE誤送信エピソード」のスレッドが立った。

義母へのストレスを夫に愚痴ろうと「ムカつく」とLINEしたところ、間違って義母本人に送信してしまったという憐れなスレ主が「皆さんも誤送信で冷や汗の経験ありますか?」と慰め合える仲間を募集。すると、出るわ出るわのやっちまったエピソード。まずはコレ。

「『今日排卵日なので子作りしましょ』を間違って上司に朝に送りました」

読者から「想像しただけで毛穴が開く」と称されたこのエピソード。書き込んだ女性は「本当。穴があったら入りたかった」と相当気まずい思いを抱えながらもそのまま出勤したという。(文:みゆくらけん)

同期全員に彼氏の写メを誤送信し冷や汗

仕事系では他にもこんなものがあった。

「姉と間違って仕事の先輩に『〇〇(姉の元旦那)に会ったよ』の後にすかさず『おい、聞いてんのかうんこ』って連続送信しました。しばらくしたら『うんこでごめんなさい』って来て凍った」

これはアカン。職場で普段どれほど「いい子」を気取っていても、LINEひとつで本性がバレるという地獄。また、上司に「はげはげーはげーはげーはげー」と送ってしまったという人も。「上司はげでなくて良かった」というが、下手したら一大事だ。会社の同期のグループに彼氏の写メを送り、「みんなから誰?の嵐だった」という人もいた。

以上は本人以外にはまだ笑える誤送信エピソードだが、筆者が「コレはイカン」と感じたのはこんなケース。

「朝、友達とバス待ってたら、苦手な子が会話に入ってきた瞬間に死んだ魚の臭いがして隣にいた友達に『〇〇、死んだ魚の臭いがする、強烈すぎて死にそう』って送ったつもりが本人に送ってしまって即既読がついた」

コレは笑えない。その場にいる人のことを悪くいうLINEを一緒にいる友達に送るという行為。若い世代では悪気なくやっていることなのかもしれないが、その構図はイジメに近いものを感じる。

誤送信のお陰で仲直りができたケースも

また、LINEを間違って送られた側のエピソードとしては、「友達から突然すごい自撮りが送られてきた!めっちゃキメ顔の!!ビックリしたw」「いきなり『これで満足でしょ!』と友達から裸の写真が送られてきた」というものが多かった。一生の弱み握ったな。

なお、送った側からすれば(内容によって)顔面蒼白になる誤送信だが、中には「間違って送って良かった」というパターンもあるようだ。

風邪で寝込み、夕食を作る気力がなかった女性が、夫に「動けません。帰りに夕飯食べてきて。おかゆとポカリスエット買ってきて」と送ったつもりが義母に送ってしまったところ、心配した義母が食べ物を抱えて駆けつけてくれたのだとか。

「1時間以上かけて電車とバスを乗り継いで、玉子粥やら鍋焼きうどんの材料、果物とプリンなどを持ってお義母さん来てくれたよ涙、ありがとう!」

他にも、喧嘩が原因で疎遠になって数年連絡とってなかった相手に「明日○○行こうよ~!」と送り先を間違えて送信してしまいハラハラしていたところ、普通に「良いよ~!」と返事が来てビックリした、というものがあった。向こうは「ギスギスして終わった関係だったのに何もなかったかのように誘われたのが嬉しかった」と話していたという。誤送信が友情をつないだラッキーなケースだ。

しかしLINEよ。こんだけ普及しているのだし、せめて「既読」が付く前のメッセージの取り消しぐらいはギリギリセーフでできるようにならんかね。