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『アサシン クリード』2017年3月3日に公開へ M・ファスベンダー「アイディアがとても魅力的」

2016年10月24日 18:51  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2016 Twentieth Century Fox and Ubisoft Motion Pictures. All Rights Reserved.

 マイケル・ファスベンダー主演作『アサシン クリード』の日本公開日が2017年3月3日に決定した。


参考:人気ゲームを映画化『アサシン クリード』、予告編&ポスターでマイケル・ファスベンダーが空を舞う


 本作は、全世界でシリーズ累計9600万本以上を売り上げたアクションゲームを実写映画化したもの。遺伝子操作によってアサシン(暗殺者)として活躍していた祖先の記憶を呼び覚まされた男が、歴史に隠された真実に挑む模様を描く。


 主人公・カラム・リンチと彼の先祖を演じるのは、『スティーブ・ジョブズ』で第88回アカデミー賞主演男優賞候補となったマイケル・ファスベンダー。ファスベンダーは、オファーを受けた際「人が祖先の経験や過ち、記憶を内に持っているというアイディアがとても魅力的だ」と先祖の遺伝子記憶を呼び起こし、歴史上の彼らの経験を追体験できるという革新的な考えに興味をもったことを明かした。カラムは死刑囚だったが、ある企業によって薬殺刑から救い出され、遺伝子記憶を呼び起こす機械を使って、彼の祖先の人生を追体験するチャンスを与えられる。


 ヒロイン、ソフィア・リキン役は、第80回アカデミー賞主演女優賞およびフランス芸術文化勲章を受賞したマリオン・コティヤールが務める。


 監督は、オーストラリア出身のジャスティン・カーゼル。ファスベンダーとコティヤールとは、『マクベス』でもチームを組んでいる。カーゼルを監督に指名したのはファスベンダー自身で、「彼は題材に良い感情を持ち、強気で大胆な選択をする。本作にはリスクもあるが、ジャスティンなら上手くやれる」と述べている。指名を受けたカーゼル監督は、「過去の体験を通して、自分が誰なのかを理解する現代のキャラクターの物語を更に広げていったんだ。歴史によって自分が誰なのかを教わる。それが映画の中でより緊張を高め、先に展開していく要素になった」とコメントしている。(リアルサウンド編集部)