2016年F1アメリカGP決勝で、ザウバーのマーカス・エリクソンは14位、フェリペ・ナッセは15位だった。
■ザウバーF1チーム
マーカス・エリクソン 決勝=14位
いいスタートが切れて、1周目終了時点で13位まで順位を上げていたんだ。レース序盤には、タフだけど楽しいバトルも何度かあった。ソフトタイヤでのペースは悪くなかったからね。
その後、僕らはギャンブルをすることにして、1ストップの戦略にスイッチした。かなりタイトで難しい作戦であることはわかっていたけど、ポイント獲得を狙うには、それしか手がないと思ったんだ。結果として、ミディアムタイヤで走った僕の第2スティントはとても長いものになり、終盤にはどう頑張ってもペースを保てなくなった。
全体としては、正しい方向へ歩みつつある中での、まずまずの週末だったと思う。次のメキシコでの週末も、これと同様の仕事を続ける必要がある。
フェリペ・ナッセ 決勝=15位
グリッド後方からのスタートになったので、最初のスティントはミディアムタイヤで行くことにした。だけど、レース序盤はミディアムのグリップがすごく低くて、クルマをコース上にとどめておくだけで精一杯だったよ。
その後、データを見たところ、ミディアムでのスティントを延ばしても大丈夫と思われたので、1ストップ戦略に切り替えて、僕もできるだけ長く走り続けられるように全力を尽くした。最終的に、いくつかポジションを取り戻すことができたのは、この戦略がうまく機能したからだ。