2016年F1アメリカGP決勝で、ルノーのケビン・マグヌッセンは12位、ジョリオン・パーマーは13位だった。マグヌッセンは11位でフィニッシュしたが、ダニール・クビアトを追っている際にコース外を使って前に出て、ポジションを返さなかったとして、5秒加算のタイムペナルティが科され、その結果12位に降格された。
■ルノー・スポール・フォーミュラ1チーム
ケビン・マグヌッセン 決勝=12位
1回ストップ戦略で走る計画を立てていた。でもすぐにそれが最善の策ではないと気づき2回ストップに変更、最終的には3回ピットストップを行った。
予想していた以上にタイヤの摩耗が激しかった。レース終盤にスーパーソフトで走った時には楽しめたよ。今シーズン、このクルマに乗っているなかで、一番楽しかった。チェッカーフラッグまでプッシュすることができたんだ。
予選ポジションを考えると悪くないレースだった。ペナルティは悔しいけど、レースでは時にこういうことは起こるよね。
ジョリオン・パーマー 決勝=13位
スタートの蹴り出しが悪く、いくつか順位を落とした。それでケビンに前に行かれてしまったんだ。その後、レースの3分の2は彼のすぐ後ろを走る羽目になった。
他のマシンの後ろについて走るのは苦しくて、僕の方が速くても追い抜けるほど近づくことができなかった。すごくフラストレーションが溜まったよ。
アタックすることはできたと思うけど、チームメイト同士でそんなことをするのは賢いことじゃないと思った。オーバーテイクを試みていたら、終盤はタイヤがオーバーヒートして、少し遅れてしまった。