2016年4月の熊本地震により、甚大な被害を受けた熊本を支援するべく、10月24日発売の「週刊少年ジャンプ」47号にて、『ONE PIECE』熊本復興プロジェクトが始動した。
これは『ONE PIECE』の原作者・尾田栄一郎が熊本出身であることから始まったもので、本プロジェクトのための描き下ろしイラストも登場。イラストは限定グッズなどにも使用される。
「ONE PIECE熊本復興プロジェクト」は具体的に、5つの施策で構成される。そのひとつが熊本城の復興を応援する企画で、1万円以上の寄附をすると“復興城主”となり、城主証と城主手形とともにクリアファイル、ポストカード、ステッカーといったオリジナルグッズがセットでもらえる。
また熊本地震でも被害の大きかった益城町に、1万円以上の「ふるさと納税」した人を対象に、熊本復興プロジェクト描き下ろしイラストグッズが返礼品として贈られる。
熊本県阿蘇郡高森町を走る南阿蘇鉄道と、球磨郡湯前町を走るくま川鉄道にはルフィの車内アナウンスが流れる『ONE PIECE』ラッピング列車が登場。さらに列車に乗車すると高森町・湯前町の風景を描いたカードもプレゼント。
これ以外にも高森町・湯前町では独自の企画が用意されており、それぞれに設置されたポイントのうち2カ所を回りスタンプを押すと、もれなくオリジナルステッカーが入手できる。
スタンプラリーは上天草市でも行われ、こちらは天草四郎メモリアルホールを中心に市内6か所の観光ポイントを巡ることになる。スタンプを集めると特産品やTシャツ、ステッカーなどが抽選で当たるのだ。
また高森町・湯前町で同時開催中のスタンプラリーの拠点のスタンプを揃えると3市町オリジナルステッカーのプレゼントもある。
ほかにはショウワノートから、くまモンと“ミニ麦わらの一味”イラストを使用したチャリティグッズが発売。収益の全額が熊本へ寄付される。チャリティグッズは全国で販売されるので、気軽に参加することが可能だ。