F1アメリカGPでフェラーリがキミ・ライコネンのピットストップの際に「危険なリリース」をしたとして、チームに罰金のペナルティが科されることが発表された。
4位走行中のライコネンが38周目に3度目のピットインを行った際、右リヤホイールが適切に装着される前にピットのシグナルがグリーンになり発進。その後、マシンを止めるようチームから指示を受けたライコネンは、ピットレーン出口でストップ、バックでピットに戻り、そのままリタイアとなった。
スチュワードはこれを「危険なリリース」の疑いがあるとして、チームの話を聞き、ビデオを見て審議した結果、「すべてのメカニックがすべてのホイールを適切に装着し終わる前にマシンが送り出された」として、「危険な状態でマシンをリリースした」というスポーティングレギュレーション違反があったと判断。ライコネンはすでにリタイアしていたため、フェラーリに5,000ユーロの罰金を科した。