Moto2 レポート Moto2クラスは、低い気温と路面温度で転倒車が続出し、のべ19人が転倒する厳しい戦いとなりました。そして、セッション中盤に転倒したトーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)が、再スタートを切って、今季2度目のPPを獲得しました。前戦日本GPで今季3勝目を挙げて上り調子のルティは、今大会も速さを見せており、優勝候補の筆頭に挙げられています。
2番手にはマティア・パシーニ(Italtrans Racing Team)で、今季ベストグリッドを獲得しました。セッション開始早々に転倒したサム・ロース(Federal Oil Gresini Moto2)は、マシンを修復してコースインすると、終盤に3番手タイムをマーク。今季9度目のフロントローを獲得しました。
総合首位のヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)は、セッション終盤に転倒して10番手。そのザルコを21点差で追うアレックス・リンス(Paginas Amarillas HP 40)は、アタックしていたセッション終盤にガス欠でストップ。不完全燃焼に終わり、16番手でした。
初日6番手だった中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)は、トップタイムをマークしていたセッション中盤に4コーナーで転倒し、12番手に終わりました。この転倒で右肩を負傷しましたが、決勝は出場する予定です。