2016年F1アメリカGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは12位、ジェンソン・バトンは19位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
フェルナンドは今日のQ2でほぼ完璧なラップを走ったが、それでもほんのわずかの差でQ3進出を逃し、12位という結果に終わった。
我々のマシンは予選ペースよりもレースペースでの方が、主なライバルたちと比較した競争力は高い。12位は理想的というにはほど遠い位置だが、それでも、彼が決勝の中でいくつかポジションを上げ、世界選手権ポイントを獲得することを目指してアタックするための足掛かりにはなるだろう。
一方ジェンソンは、Q1で敗退という極めて不本意な結果に終わった。19番手タイムを記録するにとどまったのだ。不運にも彼は本来であればとてもいいラップになったはずのところでトラフィックに遭遇した。また、ラップの終盤に(ジョリオン・)パーマーにひどく妨げられた。このふたつの問題によってジェンソンが力を示すチャンスが台無しにされた。
データではこれらの問題がなければ、彼はフェルナンドと同様に余裕でQ2に進めていただろうことが分かっている。
苛立たしいことではあるが、こういうこともある。