2016年F1アメリカGPの金曜プラクティスで、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは18位/8位だった。
チームは、FP1終盤にバトンのパワーユニットに異常が検知されたため予防的調査のために、予定より数周早く走行を切り上げたと明かした。センサーの交換により問題は短時間で解決し、その後の走行には影響しなかった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ジェンソン・バトン フリー走行1=18位/2=8位
悪くない一日だった。ここを走るのは楽しかった。でもまだやるべきことがあるのは確かだね。このサーキットはタイヤに厳しく、デグラデーションが高い。でも全員が同じ条件なので、問題はないだろう。
中高速コーナーで僕らはいつも苦労しているから、長いコーナーのターン17はきつい。特にタイヤの摩耗の面でね。何台かターン3、4、5のオレンジの縁石にヒットしてフロアのパーツを壊していたね。幸い僕らのマシンには何の問題もなかった。
スーパーソフトコンパウンドで走り慣れないサーキットを走るとデグラデーションが発生するけれど、それはきわめて普通のことだし、さほどひどくはなかった。すべてのコンパウンドにデグラデーションが見られた。ミディアムタイヤですらあっという間にオーバーヒートしてしまって、思ったように一貫性を発揮してくれない。このサーキットはタイヤに厳しいのは間違いないね。でもそれがレースを面白くする要因のひとつになる。