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3日間に拡大「六本木アートナイト2016」名和晃平による"夜明けの森"など200作品が集結

2016年10月22日 00:52  Fashionsnap.com

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オープニングセレモニーの様子 Image by: FASHIONSNAP
六本木の街を舞台にしたアートイベント「六本木アートナイト2016」が、10月21日にスタートした。初日にオープニングセレモニーが行われ、メインプログラム・アーティストの名和晃平をはじめとする参加アーティスト約50名が開幕を祝った。

「六本木アートナイト2016」開幕の画像を拡大

 今年は「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」に合わせて開催時期を春から秋に移行したほか、日程を1日延長し3日間に拡大。アーティスト約70名が参加し、今年のテーマ「六本木、アートのプレイグランド~回る、走る、やってみる。~」を体現した約200のプログラムが用意された。
 メインプログラム・アーティストの名和晃平は、プラントハンターの西畠清順とバルーンで造形作品を作るユニット「デイジーバルーン(Daisy Balloon)」とコラボレーションし、「六本木の文化の夜明け」を象徴する"森"をインスタレーションで表現。犬島や石巻など地方との繋がりも意識し、六本木ヒルズアリーナ、国立新美術館、東京ミッドタウンの3会場に設置した作品からそれぞれ制作背景やストーリーを感じ取れるような作品に仕上げたという。オープニングセレモニーでは、「この3日間はアートとアーティストが主役になる。アーティストというのは繊細で敏感で、どんな状況でも遊び心を忘れない人。アーティストのような人達はどんな時代にも必要な存在だと思う。3日間でそれを感じて欲しい」と来場者に呼びかけた。セレモニー終了後は、カンパニー・デ・キダムが新作「FierS à Cheval~誇り高き馬」を公演し、観客を湧かせた。
■六本木アートナイト2016 開催概要(予定)日時:2016年10月21日(金)~10月23日(日)場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース入場料:無料(但し、一部のプログラムおよび美術館企画展は有料)
公式サイト