既報のとおり、ピレリは11月17~20日に開催されるマカオグランプリにおいて、2016年から単独タイヤサプライヤーを務める。ピレリのポール・ヘンベリーは「マカオGPにタイヤ供給できることを光栄に思う」と語った。
ピレリにとっては、これまで併催のGTワールドカップでのタイヤ供給の経験はあったが、マカオでのF3は未知の領域。
ただ、ピレリはイギリス、イタリア、ブラジルなどの多数のF3選手権でタイヤサプライヤーを務め、単独コンパウンドの『P Zero』F3用タイヤを供給しており、F3マシンが要求する高レベルのグリップ性能と耐久性を両立させているという。
ピレリ・モータースポーツ・ダイレクターのポール・ヘンベリーは「まさに将来のチャンピオン育成の場であるマカオグランプリに参画できることを嬉しく思う。
また、我々が世界中でタイヤ供給を行なっている名高いレースのひとつとして、マカオグランプリを加えられることを光栄に思う」とコメントした。
さらに「我々ピレリは、他のタイヤメーカーよりも、あらゆるレベルにおいて、モータースポーツに対して大きなコミットメントをしている。
このことは、我々がウルトラ・ハイパフォーマンスタイヤや、プレミアム及びプレステージセクターへフォーカスしていることを示している」と付け加えた。
マカオGPのF3では昨年までヨコハマがサプライヤーを務めていたが、今季は全車が新たなメーカーのタイヤを履くことになる。
いちはやく特性を掴むことも重要になるかもしれない。