事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けたスパイが独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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Force India:ニコ・ヒュルケンベルグの後任の噂
サラリー払ってないんじゃ・・・
サラリーの未払いでニコ・ヒュルケンベルグに逃げられたフォース・インディアは、その後任を探す必要に迫られることになった。
ひとまず残留を決めたセルジオ・ペレスも、来季末にはフェラーリ入りを狙っている。したがって、チームとしては2018年以降のリードドライバーになりうる、有望な若手を獲得したいところだ。
彼らがその候補の筆頭にあげているのは、エステバン・オコンだという。ただ、彼は元々メルセデスの契約ドライバーである上に、ルノーとも来季に関する予備契約を交わしており、手続きの面できわめて複雑な状況にある。
さらに事態をややこしくしているのは、メルセデスのトト・ウォルフが、秘蔵っ子のパスカル・ウェーレインをフォース・インディアに乗せたがっていることだ。エンジン代金の割引などの特典も考えれば、チームにとってはそれも悪くない選択だろう。ただ、どうしたわけか、ビジェイ・マリヤとスポンサーのボスたちは、ウェーレインの才能をあまり高く買っていないらしく、2人目のドライバーの決定にはもうしばらく時間がかかりそうだ。
スパイからの手紙はF1速報WEBで好評連載中。
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