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薬の副作用で“魚人間”に!? 青春モンスター映画『フィッシュマンの涙』日本公開決定

2016年10月21日 16:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2015 CJ E&M, WOO SANG FILM

 イ・チャンドンがエグゼクティブ・プロデューサーを務める『フィッシュマンの涙』の日本公開が決定。あわせて、ポスタービジュアル・場面写真が公開された。


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 本作は、カンヌ映画祭短編部門パルムドール受賞作『セーフ(原題:Safe)』で脚本を担当した新鋭クォン・オグァン監督の、長編映画デビュー作。ある日、新薬治験の副作用で“魚人間”になってしまった純朴なフリーターの青年パク。父親、恋人、人権派弁護士、そしてスクープ狙いのTV局の見習い記者、それぞれの事情を背負いながら、魚男を産み出した製薬会社に闘いを挑む模様を描く。


 “外見は魚、内面は人”という難役には、TVドラマ「トンイ」、『コンフェッション 友の告白』のイ・グァンスが抜擢された。CGやVFXには頼らず、毎回4~6時間を費やすスペシャルメイクと8kgを越える魚顔マスクを着用した半魚人スタイルで撮影に臨んだ。スクープを狙う熱血漢のTV記者には、『犬どろぼう完全計画』『台風太陽 君がいた夏』のイ・チョニ。彼ら二人を翻弄するワガママでキュートなヒロインを、『私のオオカミ少年』のパク・ボヨンが演じる。


 このたび公開されたポスタービジュアルには、「さようならヒューマンたち」のキャッチコピーとともに、道のド真ん中に置かれた水槽の中にいる“フィッシュマン”が映し出されている。(リアルサウンド編集部)