激選区であるミドルクラス(Eセグメント)サルーン市場に、メルセデスベンツが満を持して送り込んだ最新のEクラス。そのEに、早くもAMGモデルが上陸した。メルセデスAMGブランドでは新型Eクラス初となる『メルセデスAMG E43 4MATIC』が登場。この10月下旬から、日本でもデリバリーが開始される。
AMGが展開する"43"のモデル名を冠した車種で最もハイパフォーマンスなエンジン仕様を搭載し、さらにパフォーマンス志向の4WDシステムである『AMG 4MATIC』も採用。
アルミ製シリンダーヘッドとクランクケース、メルセデスF1のノウハウをフィードバックしたというスチールカーボン材を溶射コーティングした"ナノスライド加工"を施したスリーブなどにより、3リッターV6直噴ツインターボは43シリーズ中で最もハイパフォーマンスな、最高出力401PS、最大トルク520Nmを発生するに至った。
また、それを受け止める駆動系には前後トルク配分の基本を31:69とし、ベクタリング制御も備えた駆動システムを採用。4輪独立の可変ダンピング機構を持つエアサス『AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンション』や電子制御の9速ATと合わせて、クイックなレスポンスによる爽快なドライビングフィールを実現している。
その性能を体現したスポーティなエクステリアも用意。フロントにはダイヤモンドグリルとシングルルーバーの専用デザインが採用され、Eクラスとしては初となる20インチの大径ホイールを装備。その他にもハイグロスブラックパーツを随所にあしらうことによって、スポーティで引きしまったエクステリアとしている。
新型Eクラスで話題となった数々の先進安全装備や半自動運転を実現する機能も備えつつ、価格は1149万円と直接のライバルとなるアウディS6やRS6、BMW M5、レクサスGS Fなどと比べても魅力的な設定となっている。
メルセデスコール:0120-190-610
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