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メディアとトラブルのハミルトンがF1アメリカGP会見に登場、「ファンの質問」に答える。ケガの影響はなし

2016年10月21日 07:31  AUTOSPORT web

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2016年アメリカGP 木曜記者会見
メルセデスF1のルイス・ハミルトンがアメリカGP木曜記者会見に登場、足のけがのために先週のタイヤテストを欠席したが、すでに回復し、アメリカGPには万全の体調で臨めると語った。

 先週、ハミルトンはピレリの2017年用タイヤ開発テストに初めて参加する予定だったが、前日、トレーニング中に足に違和感を感じたとして、走行を見送った。

 ハミルトンはもともと足に故障を抱えていたものの今はとても調子がいいと語った。

「今は100パーセントの状態だ。すごく調子がいい」とハミルトンはFIAの木曜記者会見で語った。

「ケガをして、それを1年引きずっている。両足だ。ランニングによって引き起こされたケガだ」

「フィジオは長期間にわたってストレッチをして温める必要があると言った」

「テストの前日、朝起きたら痛みがひどくて、それが消えなかった」

「でもここに向けてよくなったと感じるので、それが一番重要なことだ。調子がよくなったと感じたのは今週に入ってからなんだ」


 日本GPの木曜記者会見でスマートフォンで遊び続けた後、「FIA記者会見はマンネリであり質問はファンがすべきだ」と発言したハミルトンに対し、今回、メディアがファンからの質問として「今季のタイトル争いでロズベルグに敗れた場合、どう感じるか」と尋ねた。

 今年ハミルトンはメカニカルトラブルにしばしば見舞われ、残り4戦の時点でポイントリーダーでチームメイトのニコ・ロズベルグに33ポイント差をつけられている。


「男らしく受け入れるよう努めるよ」とハミルトン。

「毎回すべて勝つことは不可能だ。過去のワールドチャンピオンにしたって、タイトルを取る時もあれば取れなかった時もある。それがゲームなんだ」

「今の僕にはまだ獲得可能なポイントはたっぷり残っている。だから全力を尽くすつもりだし、何事にも不可能はないと信じている」

「でも(もし負けたなら)そこから前に進むよ。そう決まってしまったなら、僕にできるのは、将来、つまり来年を築いていくことだ。人生は進む。来年、もっと強くなって戻ってくることを願うだけだよ」