トップへ

「エミリオ・プッチ」元ディレクターが手がけた家具コレクションが初上陸、大塚家具で販売

2016年10月20日 12:32  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

(左から)マシュー・ウィリアムソン、大塚家具の大塚久美子社長、デュレスタ社Clive Kanyon-Brown Image by: FASHIONSNAP
イギリスのファッションデザイナーで「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」元クリエーティブディレクターのマシュー・ウィリアムソン(Matthew Wiliamson)が手がけた初の家具コレクション「DURESTA for MATTHEW WILLIAMSON」が、日本に初上陸した。イギリス最高峰のソファブランド「デュレスタ(DURESTA)」とコラボレーションし、大塚家具で取り扱いを開始。10月20日から銀座本店に特設ギャラリーを開設し、有明や新宿、横浜みなとみらい、大阪南港のショールームにも随時設置する。

「エミリオ・プッチ」ディレクターによる家具コレクションが上陸の画像を拡大

 「DURESTA for MATTHEW WILLIAMSON」では、マシュー・ウィリアムソンが持つ独特な色彩や美意識を反映した8種の商品を展開。中世の優雅なイメージを具現化した「タンゴ(TANGO)」や、すっきりしたラインにスクエア型のアームを組み合わせ建築的な造形に仕上げた「ミネリ(MINNELLI)」、フェミニンなラインが特徴的な「ミラージュ(MIRAGE)」などのソファに加えて、デイベッドやテーブルなどをそろえている。
 10月19日に銀座本店で開かれた発表会に伴い、マシュー・ウィリアムソンとデュレスタ社のチーフエグゼクティブ Clive Kanyon-Brownがイギリスから来日。以前からインテリアデザインに興味を持っていたというマシュー・ウィリアムソンは、「ファッションに比べて、家具は長い時間をかけて制作に取り組めるので、クリエーティブな時間を楽しめた」と語った。コレクションの中で最も気に入っている商品について「その時の気分によって変わるが、今日は(ニューモダンクラシックなデザインを落とし込んだ)『ケンプ(KEMP)』かな」とコメント。展示空間の監修も務め、「美しく飾ってくれて嬉しい。自宅のようにくつろげそう」と笑顔を見せた。
 同コレクションはイギリス最大の老舗高級百貨店「ハロッズ(Harrods)」で先行販売され、海外に進出するのは今回が初めて。大塚家具の大塚久美子社長は「ファッションのように家具も買い替えて、インテリアを楽しんで欲しい」と話しており、今後もファッション要素の強い家具コレクションを導入していきたい考えだ。