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プジョー・シトロエン・ジャポン JRC第8戦ラリーハイランドマスターズ ラリーレポート

2016年10月20日 12:21  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム
2016年10月19日

プジョー208 R2、全日本ラリー選手権第8戦でチャンピオン確定!
~逆転で2位に浮上し、最終戦を残してJN5クラス王座を決める~

 プジョー208をベースとしたラリー専用車「208 R2」が、2016年全日本ラリー選手権第8戦「第44回 M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ 2016 Supported by Sammy」に参戦しました。

 208 R2は第6戦以来となる舗装イベントにおいて、終始安定したペースでステージを走行し、2位表彰台を獲得。この結果、ドライバーの柳澤宏至選手はJN5クラスのチャンピオンに輝きました。

 第8戦は世界的な観光地でもある飛騨高山エリアの山岳路を舞台に、10月15日(土)~16日(日)の日程で開催されました。プジョー208 R2でJN5クラスを戦う「ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム」の柳澤宏至選手は、初日を3番手で終え、2日目のSS10で抜群のスピードを披露して2番手に浮上。

 その後も危なげなく走り切り、2位表彰台を獲得しました。これにより、柳澤選手は最終戦を待たずにJN5クラスのチャンピオンを確定しています。これはプジョー車による全日本ラリー選手権初制覇となります。

「プジョー208 R2」ドライバーのコメント
柳澤宏至選手(ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム)JN5クラス2位
「本当にうれしいです。終始緊張感のあるラリーでしたがチャンピオンを決めることができてホッとしています」

「今回はライバルの選手よりも上の順位でラリーを終えることが重要でした。2日目にペースアップして2番手にポジションを上げることができました。長いシーズンは厳しい局面もありましたし、決して楽な戦いではありませんでした」

「まずはしっかりとサポートしてくれたチームやスポンサーの皆様、サービスやステージで応援してくれたファンの方々に感謝したいです」

「プジョー208R2はきっちりと攻めれば、それに応えてくれるマシンです。ドライビングも楽しいですし、安定した成績を残せたのは、高い信頼性があったからこそだと思っています」

全日本ラリー選手権第8戦「M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ 2016 Supported by Sammy」リザルト
JN5/1位 新井大輝/小坂典嵩(シトロエンDS3 R3-MAX) 1:06:52.4
JN5/2位 柳澤宏至/中原祥雅(プジョー208 R2) 1:09:06.8
JN5/3位 大倉聡/豊田耕司(トヨタ・ヴィッツ GRMNターボ) 1:09:10.5
JN5/4位 ヘイキ・コバライネン/北川紗衣(GT86 CS-R3) 1:09:15.5
JN5/5位 大橋逸夫/藤上亘(MINIジョン・クーパー・ワークス) 1:12:54.9
リタイア 吉澤哲也/井手上達也(プジョー208 GTi)
リタイア 鷹野健太郎/福田智治(MINIクーパーS)