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ヒュンダイ、ライバルに先駆け新型WRカー“完全版”をアンベイルへ

2016年10月19日 19:11  AUTOSPORT web

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17年規定ではリヤウイングも大型化。
世界ラリー選手権(WRC)に参戦しているヒュンダイは12月1日に行われるモンツァラリーで2017年型ヒュンダイi20 WRCの完成モデルを公開する。

 WRCでは来季、大幅な車両規則が導入されることを受け、各チームとも新たなWRカーを投入する。

 ヒュンダイは先月行われたパリモーターショーでも新型i20 WRCを公開しているが、これはプレビューモデル。カラーリングなどもカモフラージュ塗装となっていたほか、チーム代表のミシェル・ナンダンも改良を進めているパーツがあるとしていた。

 12月1日にお披露目されるのは“完全版”とも呼べるマシンで、来季のWRCに参戦するチームとしては、いち早く新型マシンを公開することとなる。

「我々の最新WRカーを披露する場として、モンツァラリーは絶好のタイミング。ロケーションも素晴らしく、最適なイベントだ」とナンダン。


「2017年規定でWRカーはより大きく、パワフルになる。来シーズンのWRCは間違いなく見ごたえのあるものになるはずだ」

「アンベイルイベント自体はメディアにのみ公開することになるが、その後はマシンを一般公開する。会場を訪れているラリーファンにも来季訪れるであろう興奮の片鱗を感じてもらいたい」

「12月1日は、チームにとって新たな船出の日になると思っているよ」

 17年WRCは1月20~22日のラリー・モンテカルロで開幕するため、残るフォルクスワーゲンとシトロエン、Mスポーツ、トヨタも12月中には新型マシンをお披露目するものとみられている。