10月16日にツインリンクもてぎで決勝レースが行われたMotoGP日本グランプリで、Moto2クラスに参戦し、19位となったレミー・ガードナー(タスカレーシング・スクーデリア・Moto2)が、レース後の17日に無免許運転の疑いで逮捕された。新聞各紙が報じている。
レミー・ガードナーは、1987年の世界GPチャンピオンであるワイン・ガードナーの息子で、2014~15年にMoto3に参戦。今季はMoto2にシーズン途中から参戦していた。
各紙の報道等によれば、レミー・ガードナーは父ワインとともに決勝日の朝、ツインリンクもてぎの敷地内を乗用車で走行中、観戦に訪れていた一般の乗用車と接触。その際にトラブルとなり、ワイン・ガードナーが一般の乗用車に乗っていた男性に暴行を振るったとされている。
ワイン・ガードナーは暴行容疑により栃木県警茂木署に逮捕され、その際、レミー・ガードナーも、日本国内での運転に必要な国際免許を所持していなかったとして、無免許運転の疑いで逮捕されたという。
海外ニュースサイトもこの事件を詳細に報じており、レミーは次戦となる地元オーストラリアGPを欠場せざるを得ないのではないかとしている。