若者の「酒離れ」が注目されているが、お酒を飲むか飲まないか否かは恋愛にも関係してくるようだ。
ワイン情報サイト・バザールが10月18日、「お酒を飲む頻度や好きなお酒の種類と交際人数」との関係についての調査結果を発表した。交際経験がない男女の3人に1人はお酒をまったく飲まないのだという。
毎日飲酒 交際ゼロ男性は8.6%の一方で5人以上は41.5%
調査は、20~69歳の男女2217人を対象に、8月19日~22日の間にネット上で実施。交際したことがある人数とお酒を飲む頻度をクロス集計した結果を見ると、男女ともに交際したことがある人数が増えるにしたがい、「毎日飲む」と回答した人の割合が高くなっている。
たとえば交際人数0人の男性では「毎日飲む」割合は8.6%であるのに対し、交際人数5人以上では41.5%と、大きな差がある。女性を見ても、交際人数0人では6.2%であるのに対し、5人以上では20.4%だった。
交際人数0人の男性では35.9%、女性では36.9%の人がお酒をまったく飲まないと回答しており、交際経験がない男女のおよそ3人に1人は、お酒をまったく飲んでいない現状が明らかになった。
年収が増えるほど飲酒の頻度は上がる 恋愛するかは「お金」の問題か
続いて、交際人数と飲むお酒の種類をクロス集計した結果を見てみる。男性では、交際人数が多い人ほど焼酎(0~2人:42.7%、3人以上:53.6%)やウイスキー(0~2人:34.2%、3人以上:43.4%)を飲んでいることがわかった。
女性では、交際人数が多い人ほどワイン(0~2人:38.7%、3人以上:52.5%)を飲む割合が突出して高い。そのほか、日本酒(0~2人:23.9%、3人以上:29.4%)、焼酎(0~2人:23.9%、3人以上:29.8%)も交際人数が多い女性ほど飲むようだ。
飲酒と年収の関係はどうだろうか。バザールが13日に発表したリリースによると、年収が増えるほど飲酒の頻度が上がる傾向があることや、高年収層はおおむねチューハイを飲まないことが紹介されている。
交際経験がある人は、合コンや街コンなどに参加する外交的な性格の持ち主という予想もできるが、年収と飲酒の頻度の結果を見ると、恋愛に積極的になれるかどうかは「お金」の問題ということだろうか。
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